まさに秘伝。メロン実食奥義・地球喰赤道斬!

“北京ダック”的な発想で最高の一口を!

某情報系テレビ番組で一躍有名となった「地球食い」またの名を「赤道切り」。
映像を見て思いました「あーあ、とうとうバレちゃったか」と…。
そう、牛肉や豚肉のように、実はメロンにも「特に美味しい部位」があるのです。

食べる直前に“細工”を施すことで、満足度は何倍にも大きくなります。

赤道切りとは?

メロンを地球(ツル側が北極、底側が南極)に見立て、赤道の位置で真っ二つに切ることから命名されたようです。

通常メロンを切り分ける場合、縦方向にナイフを入れ8等分するのが一般的です。いわゆる「くし切り」ですね。
贅沢な食べ方といえば、縦方向に2分割してスプーンで食べる「半分食い」が憧れの的でしょう。

赤道切りは半分食いと似ていますが、甘く濃い味の南半球(下半分)のみをスプーンで生食し、北半球(上半分)は加工調理を前提とします。

地球食いの手順は?

1.半分に切る
メロンを真横にしてまな板に置き、胴回りの一番太いところ(赤道)で真っ二つに切り分けます。
十分に大きな包丁で、思い切りよく一刀両断します。
果汁は一滴たりともこぼしてはいけません。

2.種を取り除く
赤道切りにした場合、種とその周辺の繊維構造(ワチャクチャした部分)は簡単に取れません。
ハサミで3本ぐらいあるスジを切り、丁寧に取り除いてください。
そう、包丁やナイフだけでは至極の一口にはたどり着けないのです。
(美味しいと分かっていても赤道切りがイマイチ普及しない理由その1)

3.食べる
さて、種が取り除かれ果汁がたっぷりとたまった南半球と、ほったらかしの北半球が目の前にあるはずです。
結論を言うと、食べるのは南半球だけです。南半球側の切り口にラップをピッタリと掛け、冷蔵庫に1~2時間ほど入れてからスプーンでお召し上がりください。4.北半球は?捨てるの?何らかの加工を施してからお召し上がりください。つまり残り半分は生食を諦めよ、という事です。
(美味しいと分かっていても赤道切りがイマイチ普及しない理由その2)

某番組では、北半球については「牛乳を少し入れて食べる」「ウィスキーを少し入れて食べる」といった方法をを紹介していました。
北半球だけだと甘みが少々物足りないなぁと感じたなら、甘みを補ったり風味を変えたりして楽しみましょう。

甘み不足のメロンならアレも使えます。
そう、生ハムです。つまり生ハムメロンに向いているという事です。
(生ハムはメロンに対して小さめの方がいいです。掛け布団みたくベロンと乗せてしまうと残念な事になります)

いかがでしょうか?スーパーの500円メロンでも、手間を惜しまなければ千■屋の▲万円メロンに勝るとも劣らない一口、いや数口を体験できる(かもしれない)のです!

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