別にビシバシ叩くわけじゃありませんよ?
ストックという花は自立できるだけの株強度はあるのですが、そのままでは手入れや収穫の勢い、サイドから入ってくる庄内浜からの風で倒れたりしてしまいます。
加えて、ストックの強烈な立性(重力に逆らう方向にまっすぐ伸びようとする性質)が作用して一晩で屈曲し、売り物にならなくなってしまいます。
ちなみに庄内砂丘名産のメロンも強い立性を持ちますが、そもそもツル型の植物なので自分で立ったりはしません。
ヒゲヅルを器用に使って「つかまり立ち」するのは得意ですけどね。
さて、ストックで商売するには「倒れる」「曲がる」は避けたい所です。
対策としてフラワーネットを展帳して支えるわけですが、ご想像のとおり今度はこのネットに頂芽がひっかかります。
画像で赤い網がフラワーネットです。
下から伸びてきたストックが引っかかる事間違いなしな状況。
それを細い鉄パイプでこしらえたL字棒で引っ掛けて…
一晩で数センチ伸びるため、毎朝巡回です。