作業担当者を操作する播種機!?

1棟目の播種日がやってまいりました。

我が家のほうれん草は電動播種機を使います。
これがなかなかのスグレモノで、あらかじめ専用ボックスに入れた種粒を等間隔にポトポト落とし、ついでに覆土してくれるという便利メカなのです。

結構イイ値段するツールであり、一度使うと旧来方式(シーダーテープ式)には戻れないと専らの評判です。
(ちなみにコレは父ヤスヒコが浜中地区内の農業仲間と共同購入したものです)
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ただしこの文明の利器、下準備をしっかりしておかないと良い仕事してくれない職人肌でして…。

まず、地面は平坦でないとダメです。
①予備鎮圧(前輪)→②溝切り→③種落下→④覆土→⑤鎮圧(後輪) という行程を経るため、くぼみや凸凹があると仕上がりが安定しません。
深撒きや覆土不足が発生した場合、発芽不良という寂しい結果が待っています。

また、土壌の水分量が多すぎると覆土がうまくいかず、種が露出してしまいます。
アリ地獄の巣のように、斜面を砂がサラサラと崩れ落ちる程の乾き具合が必須条件です。

さらに、ほうれん草の場合、種がイビツであるがために種落下がうまくいかず、欠株が起こりがちです。

チェック方法は単純明快、ほじくって種の存在を目視確認します。
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うむ、キレイに並んでるね。
種は真っ青に着色されているので、覆土を指ではじいてみれば確認できます。

この後は例の黒チューブを張り、潅水して発芽を待つことになります。

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