女性二人が軽々と運ぶビニル巻き、実際の重さはかなりのものです。
庄内砂丘メロンのトンネル栽培において、ビニル掛けには2つの方法があります。
1.ビニル端を畝頭に固定し、ビニル巻きを畝尻まで持ち運ぶ方法
2.ビニル巻きを畝頭の軸スタンド等に固定し、ビニル端を畝尻まで引く方法
それぞれ長所短所があるので、農家がどちらを採用するかはお好み次第です。
1.は、「必ず2人必要」で「重量物を運ばなければならない」ため、腕力スタミナの限界が作業限界になりますが、要所の簡易固定ができるので「風があっても実施可能」です。
2.は、「1人で引ける」し「腕力はいらない」のですが、引いている最中はビニルが動き続けるので固定が一切できず「無風でないと実施不可」という特徴があります。
当農園は伝統的に1.を採用しています。
とにかく重いので「腰気を付けて!」「立つ時ゆっくりね!」「進むよ、進むよ」と声を掛け合ってケガ予防に努めています。
植える前からケガしてたら話になりませんよホント。