我が家の冬の主力は切花です。
「ストック」という品目で、式花としてメジャーです。
庄内地方のストックは全国的にも有名で、質・量ともにトップクラスです。
砂丘地という特徴が、メロンのみならず切花にも良いようです。
ストックにはメロン同様、収穫間際の水切りが必須です。
開花期に伸長を抑制することで、花が緻密に咲いたボリュームある姿に仕上げることができます。
そしてもう一つ、ストックには「八重鑑別」が必要です。
一重咲き(花1つに花びら4枚)は見た目がスカスカで商品価値が低いため、
八重咲き(花1つに花びらイッパイ)を見極め、不要なものを抜去します。
冬の花を、真夏にせっせと手入れするわけです。
残暑厳しい8月~9月にハウスに入り、吹雪舞う年末年始に収穫する…!
慣れていないとシンドイですね。