啓翁桜、春のお手入れスタートです

2021年春より、ついに、当農園冬季の新たな作物「啓翁桜」の出荷が始まります!
長かったような短かったような3年間、写真のように立派に育ちましたよ~

慶応桜、来春に出荷予定

慶応桜、来春に出荷予定

通路部には堆肥を散布して土づくりの用意をしつつ、後で適切な深さで耕起します。
「根っこ切れちゃうのでは?」と心配になりますが、
根切りで樹全体に危機感を与える事で着蕾を促すのが狙いなので、これでOKです。

開花が終わってしばらくしたら、収穫予定の枝基部にペンチでグリッとして「剥皮」します。
すると、その枝はさらに危機感を煽られ、子孫繁栄に向けて覚悟を決め、蕾増量です。
なんてドSな栽培方法なんだ・・・(ドキドキ

庄内の啓翁桜は、内陸のものより節間が詰まっていて特有の魅力があると言います。
新しい取り組みがもうすぐ日の目を見るというワクワク感は、やはり良いものですね。
残念ながら今春は尋常ならざる状況ですが、来春こそ「普通の春」であることを祈念いたします。

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