今日は午後から雨の予報。
メロンをお手入れするスタッフの皆さんには、ハウス内での五掻き・十掻き・枝残し・花残し・玉選りをお願いしました。
玉選りはいわゆる「摘果」です。
現在、予定の収穫数より多めに付けておいた雌花が次々と実を結び、畝の上にコロコロと幼果が育っています。それらからベストメンバーを選定し、惜しくも落選した果はもぎ落します。
この時、もぎ落した果を、当農園では「メロン子」と呼んでいます。

メロン子はキュウリのレシピを使える食材です。
世間では高級食材として誉れ高いようですが、ウチではこの時期、無限に勝手に発生するタダ野菜の扱いです。
しっかり洗ったらキムチの素をチョイと垂らせば「ほぼオイキムチ」の完成です。
旨味と辛味と塩味はキムチの素が補ってくれるので、事前にメロン子漬けにしなくてもOK。
あるいはスライスしてイカ肝醤油を添えれば「ほぼアワビ刺身」の誕生です。
食感をメロン子が、アワビの磯風味を肝醤油が担当する事で完成する、合わせ技一本のオススメおつまみです。
忘れちゃいけないのが「メロン子のからし漬け」。
詳細レシピは割愛…というか、それぞれのメロン農家に代々の配合があるのでお任せします。
暑い夏にシャキッとピリ辛、白米でも日本酒でも合います。
マヨネーズをたっぷり付けて丸かじりでも美味しいです。
…畑で玉選りしてる最中、小腹が空くとマヨネーズ欲しくなるんだよねぇ。