クリスマス・イブの夜に訪れた無慈悲なプレゼント・・・!
確かに昨晩は、体験したことのない荒れ模様でした。
断続的に鳴る雷鳴、屋根にブチ当たる1cm大の雹(ヒョウ)、ただの強い横風とは違い断続的な衝撃を伴う、地震のように家を揺らす風、・・・
翌早朝、ほうれん草収穫に出た父ヤスヒコから「ハウスがメチャメチャだ、あの姿はもう見たくねぇなぁ」と憔悴した様子で連絡が!
ウチのオヤジは物事を大げさに表現する傾向があるんだよな~
・・・いや、大げさに表現しただけだと信じたかっただけかもしれません。
屋根材を切られたか骨材が浮かされたか、あるいは扉が壊されたか。
この時期に屋根に上るのは難儀だ、さてどうすっか。
その程度だと思って駆け付けた先で撮った画像が↓です。
ンだよコレェ・・・
見事に「全壊」してしまいました。
思わずポツッと口からこぼれました「今年はウチかぁ・・・」と。
表間口と裏間口が内側に向かって倒れ、腹部が完全に持ち上げられています。
その凄惨さとは裏腹に、隣接するハウスは無傷です。
「腹部直上に竜巻が瞬間的に発生し、吸い上げられた」と分析しました。
中の作物はほうれん草、収穫まであと半月だったのに。
本格的な降雪の前に撤去しないと危険なので即日解体開始しないといけません。
作業の折には踏み荒らされるでしょうし、どのみち屋根がなければ収穫不能か。
浜中地区では数年数回、こういった突風被害が報告されます。
「今年はウチ」はそういう意味ですね。とほほ。
まぁヘコんでいても仕方ない!
切花ストックの年内収穫分が昨日で終わったので、幸いにして人手は確保できます。
ハウスが新築なのは地味に痛いですが、建造コストはギリギリ回収できていたと強引に解釈して前へ進みましょう!
後厄年の災難がコレだったんだよ。
サンタさんのソリがちょっとぶつかっちゃった説、好きです(笑)
怪我人もいなかったし、コレで済んで良かった良かった。