未曾有のストック危機、物量不足を技で補え!

冬の冠婚葬祭を支える切花ストックですが、繰り返し襲来した台風により関東の生産地が壊滅、花き市場と花屋さんが困惑しています。

傷んで更新間近なハウスや廃農等で主を失ったハウスは近場に沢山ありそうです。 そして私に限らず、農家はハウスを欲しています。

小林直太郎農園|管理を変えて需要期を支える

実は、市場や関係者からは早々に要請が入っていました。
「12~1月、なんとか増産してくれ、助けてくれ」と・・・。

増産と言われても播種適期は過ぎており、やれる事といえば成長期の管理を工夫して出荷ピークをずらす程度しかありません。
そしてコレが簡単ではない・・・!

しかし、お得意様の一大事であり、業界の事件です。
当農園としても思いついた策(過遮光や過換気、追肥の再設計など)を片っ端から施し、需要期に備えて来ました。

その甲斐あってか、年末年始に最大物量を市場に投入できる運びとなりました!
同時期としては例年の2倍程度の出荷量が期待できそうです。
止メ市(市場の最終日。今年は12月27日)に100ケース規模で出荷したのは初めてかも?!
初市(新年最初日)にも対応可能な気配!
2~3月も物量は例年より厚そうです!

普段やらない作業に奔走してくれたスタッフの皆さんに感謝します。
年が明ければ正念場の後半戦、手を掛けられるだけ掛けて需要に応えていきましょう!

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