けっこう何とかなるモンだね!
いつもの定植マニュアルを投げ捨て、強風下でもメロン苗を定植する術を今日、開発しました。
ざっくり2割ほど余計に時間が掛かるけど、収穫期の安定供給実現のためには必須のテクノロジーです。
庄内砂丘メロンを露地栽培する上で避けて通れないのが「定植時の強風による植え傷み」です。
どうしてもこの時期、元気に育った苗たちをヌクヌクした温床から外に持ち出さねばなりません。
今日は15度もあんなぁ、暖けぇなぁ~
・・・などと言いながら人間サマは春を謳歌してますが、冷静に考えてみれば、エアコンの最低温度よりも外気は寒いのです。
インド原産のメロン族?には過酷!
電熱線の上でワイワイやっていた苗たちにとってはビックリ仰天の世界でしょう。
定植日を狙い定めるための条件は「午前中+晴天+無風+定植適期苗」の4つが揃う事ですが・・・
好条件の天候を待ち過ぎ、適期を逃すと「老化苗」となり、活着(新天地に根を張り自活を始める事)が不良になります。
逆に老化を恐れて悪条件の下で強引に定植すると「植え傷み」が発生し、やはり活着不良→生育不良→弱株となります。
どっちにしろ判断を誤ると100日後悔するハメに(涙
当たらないと分かっている週間天気予報を頼りに、家族とパートさん達の生活を賭けた未来予知をせねばならんのです。
いやぁ胃が痛い!
いやいやしかし、今日の模索を元に新マニュアルを作成すれば「強風」は克服できそう!
今後の定植スケジュールが少し、組みやすくなりそうです。