避けられぬ「不良果」とその対応姿勢について

今シーズンの収穫も終わり、緊張を少し緩めて日々過ごしております。
昨日の山形県庄内地方は、海に面しているにも関わらず36度を記録しておりました。
夏はこれからです。皆さまも体調にはお気をつけくださいね。
(余談:私は消防操法大会で熱射病になりました。疲れが出たかな・・・)

さて、いわゆる産直を展開するに当たり、絶対に避けては通れない問題、それが「農産物の不良」です。

メロンの場合どうしても「見えない不良果」と戦わざるを得ません。
見えない不良果とは、育成・収穫・出荷段階で全く問題ないにも関わらず、
お届け先で突然腐敗したり、可食部が変質してしまっている個体を言います。

切り分けようとナイフを入れた方が第一発見者となりますので、
当然、お届け先が困惑される事になります。

小林直太郎農園は「見えない不良果は、一定数存在する」と考えます。
一千分の一か、一万分の一か、それすらも分かりませんが、毎年必ず、絶対に、有るのです。
口先で「ウチのメロンは全部正常だよ!」と言って逃げられるものではありません。

ですから皆さまも、不良果を見つけたら遠慮なくご連絡いただきたいのです。

クレーマーだなんて思ったりしません!
(もちろんご依頼主側に不用意に連絡したりもしません!)

大事にしたくないお気持ちも分かりますが・・・
ご依頼主、お届け先、そして生産者、全員納得した上で笑顔でいたいじゃないですか。

農園の目線で言わせていただくならば「名誉挽回の機会が欲しい」この一言に尽きます。
メロンは沢山あるのに運悪く不良果に出くわした方に何のフォローも出来ない、こんな寂しい事はないでしょう。

再度申します。
不良果を見つけたら、どうか面倒がらず遠慮なさらず臆せず、必ずご連絡ください。

代替品の追発送、返金、来夏無料提供、どんな対応をさせていただけるかは都度協議となりますが、
最後にはみな笑顔になれる様、尽力させていただきます。

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