まだ残暑厳しい8月の末ですが、例によって来年夏のメロン準備が早々に開始される小林直太郎農園です。
土壌病害虫を自然のパワーで押さえ込むべく、メロン跡地にムギを育てます。
農薬による防除を「西洋医学」とすれば、これは「漢方医学」みたいなイメージです。
数年掛けてジワリと効果が出てくる、自然への負荷が小さい農法です。
続ける事が大切なので、今年も育てましょう!
ちぃーっとばかり時間と手間が掛かりますが、ここは踏ん張りどころです。
エンバク(麦)による連作キャンセル法は、ムギが土壌の余分な栄養素を吸い上げてくれる上、降雪前に漉き込めば緑肥施用効果も得られます。
ばらばらとタネをばら撒いた後、トラクターで浅く耕すことで「覆土」とします。超省力~
例え非経済作物だとしても、不作はムダなコストです。
無様な畑は恥ずかしい上にやる気も削がれるのよネorz
隣畑のムギ名人曰く「最初は水ダップリ掛げれぃ!」との事。
定番設備スプリンクラーを設置します。
恥ずかしながら小生、農業従事者としてスプリンクラー設置は今回がデビューです。
当農園の露地畑はメロン専用だったので今まで不要だったのですヨ。