啓翁桜の開花促進実験開始!

当農園の秋冬期主力品種になる予定の「啓翁桜」。
1~3月のイベント等に需要があります。

メロンと同様、こちらもPDCAブン回しで参ります。

普及所の指導では、温湯を床下に循環させる「オンドル温室」による開花促進を推奨しています。

しかしメロン農家である当農園は、割と広い「育苗温床」を保有しています。
電熱線が埋設されている温床で、地温を40℃とかまで上げる事ができます。
それに伴い、空気温度も20℃以上まで上昇させる事が可能です。
これを使わない手はないでしょう!

メロン発芽温床は別にあるので、メロン苗が育苗温床に並ぶのは3月頭から。
2月末に開花促進処理を終えればバッティングの心配はありません。
そこから先は無加温でゆっくり咲かせ、出荷期間は2~3月でしょう。

電熱育苗温床で啓翁桜の開花促進

電熱育苗温床で啓翁桜の開花促進

啓翁桜用のアーチパイプを作成し、ビニルで被覆して作りました。
左側に見えている部分は、本来のメロン育苗用アーチパイプです。

特製の「啓翁桜用アーチパイプ」

特製の「啓翁桜用アーチパイプ」

これでしばらく様子見です。

タイトルとURLをコピーしました