ストック花粉症の気が若干あるシノブです。
先日よりストック収穫が始まりまして、やれ作業場の準備だ、やれ収穫台車の点検だとドタバタ働いている小林家、取り急ぎ写真を一枚パシャリ!
こんな感じで色づいてきた桜色のストック「チェリーカルテット」を、専用台車「シャコタンマーク2」で収穫していきます。
ネタじゃありません、本当にこういう名前なんですよ、この台車。
収穫してきた花は以前の記事の通り前処理しておきました。
今日は梱包の様子を少しだけ…。
突然ですがQ&Aのコーナー!
Q.
輸送中、水がないと花が傷むのでは?
A.
大丈夫です。
事前の水揚げと前処理さえきちんと施せば短時間(丸1日程度)は水無しでも傷みません。
逆にその水揚げや前処理こそプロ技術の核心でもあります。
輸送中は水を与えない方が重力屈性(地面に対して垂直に伸びようとする力)を抑制できるという理由もあります。
Q.
ギュウギュウ詰めだと花に悪そうだが?
A.
問題ありません。
メロンにも共通する事なのですが、農産品の長距離輸送を想定する場合はギュウギュウ詰めの方が傷みが少ないのです。ユルユル詰めだと輸送中に箱内で品物が揺すられたり転がったりして、想定外の圧迫が加わってしまいます。
この後、梱包されたストックはトラックに揺られて県外へと運ばれていきます。
市場で競りに掛けられ、主に冠婚葬祭などの場で使われる事が多いようです。
高評価を頂けますように…!