砂丘畑の保肥力低すぎ問題、なんとかしたい。

砂畑(砂質未熟土)の特徴は大雑把に言うと、

  • 保水力(必要な水分を保持する力)は低い
  • 透水性(余計な水分の流れ去りやすさ)は高い
  • 保肥力(土壌が有効成分を保持する力)は低い
  • 通気性(土壌の隙間にある空気の量)は高い

と言われています。

根っこも呼吸していますから、土壌が長時間水没したり空気が通れないほど詰まっていると活動が妨げられ、傷みます。
そういう意味で、砂畑の高い透水性と通気性は、メロンやストックを栽培する上でプラス要素です。

問題は保水力と保肥力の物足りなさです。

そんなワケで今年から「鉱物資材と腐植資材の相乗効果による土壌改良」を開始していきます。
資金的な理由により、およそ5年計画です。気が遠くなる話だ・・・。

父ヤスヒコ曰く「鉱物系資材なんか入れたことねぇ。腐植なら堆肥で毎年入れてっけどなぁ」との事。
おそらく祖父も曽祖父も使ってはいまい。
となると100年越しの新機軸という話になりますね。

とある文献には、鉱物系資材は腐植を「土壌微生物に食べられにくい腐植」にパワーアップしてくれるとも書いてありました。
これは良い情報!

有機と無機のシナジー効果に乞うご期待、ですね!

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