全国のご贔屓様に安定的にメロンを提供したい・・・!
そのために毎年拡大を進めている当農園ですが、大きな課題は「メロン育苗場所の確保」です。
メロンは「苗作八割」といわれる作物です。
日照と気温の変化が大きい庄内地方ですから、当農園ではどんな天候変化があろうとも駆け付けられるよう、母屋横の専用ハウスで育苗しています。
しかしながらこのハウスの容量は9000鉢程度であり、今後の規模拡大を考えると全く足りない状況です。
住宅地なのでハウス増設は不可能、遠隔畑地でイチかバチか育苗、という方向性にならざるを得ないのですが・・・!
提供元のご厚意のおかげで、ついに自分の圃場で触れる機会を得るに至りました、統合管理システム!
温度センサーの数値を元に、ハウスサイド換気を24時間体制で自動開閉してくれるスグレモノです。
このシステムは循環扇や換気扇も連動できるので、ハウス全体をムラ無く温度管理したいメロン育苗には最適です。
いつでもどこでもスマホでもPCでも、現在のハウス内環境情報をグラフ付きで見る事ができます。
遠隔地から設備を操作する事も、自動制御のセッティングを調整する事もできます。
異常値を検出したら緊急メールを送信してくれる機能もイイ!
カメラ監視もあれば文句なしなのですが、それは今後の進化に期待ですね。
先輩生産者が誇る匠の技のおかげで、良くも悪くもスマート農業後進地域の浜中地区・・・。
私の様な変人に期待されている事は、こういったIOT機器の人柱となる事ではないでしょうか?(笑)
ちなみに試験導入なので、機器が狙い通りに作動するかを有人で監視していきます。
苗管理の大ベテランである父ヤスヒコから見れば「イキのいいナマイキな新人が入ってきやがった」といった所ですかね。
ケンカしなきゃいいのですが・・・(汗