とりあえずお中元の時期だし、何か贈っておこう!と、ココまでは良かったものの…
後日「ありがとうね~」とお礼の電話、さて何を贈ったんだっけ?
こんな印象に残らないギフトではもったいないと思いませんか?(決して安い買い物でもないですし)
当農園には、今日までに携わった贈答業務で会得した「満足提供のコツ」があります。
良い機会です。贈答メロンの勘所やメロン目利きの秘訣、あなたに学んでもらいましょう!
最近はカタログギフトが人気です(小冊子が届いて、そこから品物を選べるアレです)。
それに比べたらメロンはナマモノですから、ちょっと保存が大変ですし、重いかもしれないし、時間制限もあります。
でもその手間こそが、強く印象に残り風情ある思い出になるのです。
「夏なんだから、夏っぽいモノ・夏だけのモノを贈ろうよ!」というのが私の持論です。
仮に「季節のフルーツ送ろう!」とあなたが決めたとしましょう。
あとは誰が作った、どんなフルーツが良いのかという悩みに突き当たります。
大手ショッピングサイトでは(たとえ生産者が不明であっても)安い品物から売れていく傾向が強いように感じます。
もちろん「安かろう~」のリスクを承知した上で激安品を選択される分には何も申し上げることはありません。
ですが贈答品で安物買いを試すのはさすがにマズいと私は思うのです。
生産者が身元を明かすという事は、逃げも隠れもできない状況を自ら生み出す事に繋がります。
しかしそれは同時に、自信と覚悟の表れでもあります。
小林直太郎農園は逃げも隠れもしません。
…あなたがメロン生産者を選ぶ基準は何ですか?
メロンがズラリと並んだ売り場で、一体なにを基準にメロンを選べばいいのでしょうか。
生産者の存在感を感じられるかどうか、これは既に述べたとおりです。
実物を目の前に、目利きのプロは何を見ているのか…興味深いですよね?
ズバリお答えします。
2014年版・8.0kg化粧箱。
2016は更に完成度を高めます。
お中元や暑中見舞いなどは見栄えも大切でしょう。
箱から一つ取り出して仏前などに飾ったりご近所や友人知人にお裾分けする事を考えると、メロンひとつひとつに何らかの保護材や装飾が有ったほうが都合が良いと思います。
いわゆるフルーツキャップ(ウレタン製の網状のもの)は、保護と美観の点から見て優秀な資材です。
箱から出してもメロンの素性が分かる様、レッテル(品種シール等)も必須です。
梱包に工夫している生産者も少なくないようで、モールド(メロンが収まるくぼみ付きの中敷)、繊維状のクッション材、化粧紙、あるいは桐箱、小物の同梱などがあります。
「食えない部分に手間やコストを掛けても仕方ないのでは?」なんて話も聞きます。一理ありますが…
お届け先での感動は、品物を玄関先で受け取った瞬間から始まるものです。
逆にご自宅用は梱包を簡素にし、出費を抑えるのもアリです。
要は臨機応変という事です。