山形は庄内地方より、豊かな風土と確かな技術で育て上げた夏の旬果をお届けいたします。
庄内砂丘メロン生産農家による直売直送は小林直太郎農園におまかせください。

小林直太郎農園

山形県酒田市浜中甲375-9 
TEL 0234-25-3515 FAX 0234-25-1258 
MAIL info@naotaro-farm.jp 

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経営者として、営農者として、後継者として。知恵と経験、熱意と計算が高品質の礎です。

メロン生産者として第一線を張る以上、その栽培技術は日々磨き続けなければなりません。

良いメロン生産者を目指すとはどういう事なのでしょうか。
私は「地域(庄内砂丘)らしさをメロンで表現する事」と考えます。

農作物は、土地や品種はもちろん生産者の技術や体調までもが、食味や見た目にあらわれます。 土地と歴史を理解し、最新技術と伝承をうまく融合させ、健全な心身を以ってメロンに向き合えば、文字通り良い成果を得られると信じています。

身の丈に合った規模で栽培する

以前、「メロンの他に何かないのか」というお問合せを頂きました。
私は「はい、メロンしかございません」と答えました。

連なるメロン果実夏はメロン一本勝負

私は八百屋でもなければ卸業者でもありません。メロン農家なのです。

豊富な物量を背景とした安売り競争でお客様を呼び込むスタイルは大手量販店にお任せします。

その代わり「庄内砂丘メロンが気になっているんですけど・・・」というお客様に対して、私は最大限の努力をもってお応えいたします。

専業である強みと覚悟で、メロンだけは大手の上を行く事こそ、私達の使命だと考えます。

労働力をメロン栽培に集中

多品目栽培は農業経営が安定する半面、どうしても無駄な仕事や資材が増え煩雑になりやすいという欠点があります。

当農園では春夏の労働力のほとんどをメロンに注入することで、より高度な気配りができる労働環境下で栽培を行っています。


生産者にとっては何千分の一個でも、お客様にとっては唯一なわけですから、畑の端の最後の一つまで神経を行き渡らせるべく、努力を惜しみません。

総出でメロン定植全員参加で効率UP

完熟堆肥を毎年数回投入し土壌を育てる

われわれ生産者は、その土に住まう小動物や虫類、菌類や細菌類といった“先住者”から、言わば間借りして作物を育てていると言えます。

しかし彼らとて十分な栄養がなくては生活できませんし、時には仲間を補充してやらないと、疲弊した土に活気を取り戻してはくれません。

堆肥とミミズ“先住者”に敬意を

当農園では数年掛けて完熟させた堆肥を毎年数回投入する事で、まず土壌を育てます

良い土壌であれば意図しなくても善い菌が繁殖して病害を抑制し、農薬使用の削減に貢献してくれます。 物理特性も改善され、肥持ちや水持ちが良くなってメロンの品質も向上します。

往々にして堆肥の取り扱いは重労働ですが、より自然に近い栽培方法を実践するには不可欠です。

2016年2月 追記

今期の生産分より、薬剤による土壌滅菌消毒に頼り切っていた状況を改め、菌体資材や高有機肥料の積極的利用による地力増強を中心とする土作りに順次切り替えます。
“壊して直す”より“補って養う”方が環境負荷を減らせ、土地の個性も活かせます。知り尽くした自家畑だからこそ出来る繊細な農法です。

土地柄に合った品種を選定

メロンと言われてすぐに思い浮かぶ名前はなんでしょうか。
夕張メロン、富良野メロン、アンデス、アールス、このあたりは品種としてメジャーなものです。
しかしだからといって、日本全国どこでも美味しく育つというわけではありません。

庄内地方にも「土地柄にマッチした品種」があります。青肉の「アンデス」「パンナ」「キスミー」、赤肉の「クインシー」「レノン」などがそうです。

全国的メジャー品種ではなく庄内砂丘らしい品種を選択する事も、メロンの生命力を最大限に引き出すコツと言えるでしょう。

発芽したメロン鉢上げ適期の苗達

苗用の腐葉土は完全自家製

メロンは苗作八割(育苗段階でメロンの出来の八割が決まる)と言われ、温床ハウスでの苗の世話は非常に神経を使います。

重要な行程であるため、温度や水だけでなく土や空気にまで気を配らないと、定植前に全滅などという事にもなりかねません。。

腐葉化中の松葉自然の恵みを最大限利用

幸いな事に浜中地区には防砂林の松葉が大量に落ちており、この松葉と砂丘の砂を合わせて自家製腐葉土を得る技術がすでに確立されています。

当農園ではこの独特な手法に更なる改良を加えて当農園特製培養土を製造し、低コストと高品質を両立させています。

土地を細かく区切り栽培手法を使い分ける

わずか数キロ圏内でも、栽培区画が違えばそれぞれの土地が個性を持ちます。
あそこは砂が粗く特に肥持ちが悪いとか、こちらは東端だけ水抜けが良いなど、長所短所問わず生産者を翻弄します。

当農園ではワインの産地統制のように自家圃場を独自に格付けし、管理手順や施肥設計を変えて管理しています。

百以上もの区画ごとにデータ収集を行い実際に微調整しながら作業を進める事は容易ではありませんが、仕上がりのブレを小さくする為には必須です。

ホルモン剤は使用せずミツバチ任せ

メロンの花が咲けば、受粉させないと実を付けてはくれません。

巣箱入口のミツバチ大切な従業員たち

ホルモン剤を投与して強制的に結実させる事は技術的には可能ですが、当農園ではミツバチを利用した交配方法を採用しています。

花の蜜を求めてやってきたミツバチは雄花と雌花を境なく行き来しますので、体に付着した花粉は花から花へと自然に運ばれるのです。

元来、植物はこうして繁栄してきたのですから、この方法がもっとも正解に近いと確信しています。

二番生り以降は切除し、1ツル2玉に限定

メロンは手入れを工夫すれば、そこそこの品質のものを何個も収穫することが出来ます。

しかし、当農園では二番生り以降を収穫しない前提で栽培設計を行います
これにより株当たりの収益は減りますが、一つ一つが食味、外観ともに優れた立派な果実になります。

目先の利益のために品質を妥協する事は避けなければいけません。

連なるメロン果実量より質がモットー

2016年2月 追記

今期の生産分より、少果栽培方式を一部採用します。
種苗会社の推奨する採算性の高い生産方式は1ツル2果(1株4果)ですが、これを1株2~3果採りとする事で果実1つ1つの品質向上を目指します。
実施に必須な技術や有効性についてはここ数年の試験的栽培により実証済みで、次期より正式導入の運びとなりました。
試作品のご購入を快く引き受けてくださった常連の方々、ならびに少果取りについてご指南くださった師匠の皆様、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

中盤のアミノ酸散布で体力温存

植物体はたんぱく質で出来ています。たんぱく質はアミノ酸で出来ています。

メロン株は収穫間近になるとどうしても“生り疲れ”という症状を呈します。巨大な果実を養うのですから当然といえば当然です。

私はメロン果実に糖分を集中して欲しいと願いますが、メロン株は生命維持のために光合成で得た糖分を消費したいわけです。

アミノ酸資材や栄養剤などファイト一発・アミノ酸!

当農園ではその両者の望みを叶えるべく、あるタイミングでアミノ酸を与えます。これにより糖の消費を軽減させ、後半に余力を持たせるのが狙いです。

コスト面では少々不利ですが効果は十分で、メロン栽培の難関である収穫期のバテ・萎れによる糖度不足を克服する事に成功しています。

収穫直前は水を減らし旨味を濃縮

生り疲れも乗り越え、いよいよ収穫数日前ともなると、最後の「いじめ」を敢行します。

水を極力与えないのです。

当然萎れて枯れが進行しますが、この時こそメロン株が果実にすべてを託している場面、クライマックスシーンなのです。

死期が近いメロン株では、メロン果実から近い葉からどんどん色が抜けていきます。
果実にあらゆる養分を吸い取られて無残な姿に変わっていきますが、後には素晴らしい果実が残ります。

水切りにより枯れ進むメロン株水切りで株は様変わり

「よく頑張った」と心の中でねぎらい、収穫に辿り着けた事を喜ばずにはいられない瞬間です。

全ての集大成、収穫は選りもぎで実施

ハサミを持ち、ツルが縦横無尽に走るメロン畑に入る・・・もちろん収穫のためですが、気は抜けません。

格付けを参考に、枯れ戻りを注意深く見ながら、今朝に収穫するメロンを見極めていきます。

選りもぎにより厳選されたメロン見事な枯れ上がりにて完成

一面を一気に収穫すれば作業は楽ですが、生き物なので個体差は無視できず、同じ株内でも果実の熟れ具合は違うので、選んで収穫しなければ品質にバラツキが出ます。

待てば良くなるならば、じっと待つ。簡単な事です。

小林直太郎農園はあなたの想いをメロンに乗せて伝えます。
暑い夏のひとときは、季節の果物とともにゆったり過ごしませんか?


©小林直太郎農園 2013-